中間期出血(排卵期出血)
正常な生理であれば、かならず生理と生理の間に排卵がおこっています。
中間期出血とは、この排卵の時期におこるものです。
これは、排卵時期が、ホルモンバランスからいうと小さい生理のような状態になるために子宮が反応しておこるもので、異常な状態ではありません。したがって、治療の必要はありません。(出血をどうしてもとめたければ、排卵を止めてしまう=ピルなどを使う、ということになります。)
比較的出血は短く、2,3日で少量のことがほとんどです。
また、毎月ないことも多く、そのためおどろかれて受診されることもまれではありません。
一番、自分でわかりやすい方法は基礎体温をつけて、低温から高温にはいる時期にのみおこっているかを確認することです。
ただし、ご自分でわかりにくかったり、あるいはまったく不規則に出血するようであれば、排卵期の出血と思い込んでいて実は悪性の腫瘍の影響だったりすることもありますので、子宮がんなどのチェックは念のためお勧めいたします。
中間期出血
生理
生理開始
生理開始
排卵
中間期出血
基礎体温
低温期